「ついでに」を英語で何というの?

「ついでに」を英語でなんというんでしょうか?

英会話講師をしていて、ほとんどの生徒さんから聞かれる質問です。

フリートークの中で、「出かけたついでに〇〇した」を英語で伝えたいのに、英語で何と言えばいいのかわからない。または、なんとなく習ったような気がするけど、そのフレーズを使ったことがないから、口からパッと出てこない。などなど。

今回は、フレーズ “might as well” を使った「ついでに」の表現をメインにご紹介します。

便利で非常によく使われる「ついでに」ですが、もちろん英語でも同じように日常会話で頻繁に使われます。

アメリカのドラマや映画、ニュースが好きでよく見るという方にはお馴染みだと思いますが、もし “might as well” を知らなかった、聞いたことがない、使ったことがない場合は、聞き逃してしまうフレーズかもしれません。

桜子のブログを読む「ついでに」、英語のフレーズも覚えていってくださいね。

「ついでに」という英語の単語はどれだろう?

「日本語の単語 ≠ 英語の単語 の場合が多い」

であることは、多くの英語学習者はもうご存知ですね。

つまり、日本語と英語の意味は必ずしも一致しないことが多く、英語はシチュエーションに応じて使う単語やフレーズが違ったりします。

辞書などを使って調べた単語を無理やり、「日本語」と「英語」の意味を当てはめようとすると、実際に相手に伝えたい意味とズレてしまって、永遠に話が伝わらない!ということになるでしょう。

さて、「ついでに」という日本語と完全に同じ意味を持つ英語はありません。
が、一応google翻訳を使って調べてみました。

その結果がこちらです。

日本語「ついでに」 ➡ 英語「at the same time」

どうでしょう。「ついでに」つまりは「同時に」ということのようですが、このフレーズであなたが伝えたい「ついでに」を表現できそうでしょうか?

「ついでに」をシチュエーションによって使い分ける。

might as well 「~しておいたほうが良さそうだ」

その時のシチュエーションに応じて、「それも悪くないから、せっかくだからしておく」というニュアンスから、「ついでに」と表現することができます。

下記例文では、イメージしやすいようにシチュエーションを( )内で補足しています。

例文

  • We might as well buy two.
    (セールで2つ買ったほうが得だから、)2つ買っておこう。
  • I might as well use it.
    (黒ペン買うつもりだったのに、間違えて青ペン買っちゃったけど)せっかくだから使うわ。
  • I might as well pick up some milk at the gas station.
    ガソリンスタンドに来たついでに、(スーパーへ行かずコンビニ*で)牛乳買っておくわ。

(*日本のコンビニのように街中にあるのと違い、アメリカのほとんどのガソリンスタンドには、そのガソリンスタンドが運営している日本のようなコンビニエンスストアがあります。)

on the way 「~へ向かう途中に」

「~(行き先)へ向かう途中に」という意味から、「ついでに」を表現できます。

例文

  • I’ll get some gas on the way to work.
    仕事へ向かう途中で、ついでにガソリンを入れる。
  • A : I can take you to the library.
    B : Really? Thanks!
    A : No worries. It’s just on the way to the gym.
    「ジムに行くついでだから、大丈夫だよ。」

while you’re at it 「~する間にやってほしい」

「何かをする間に、ついでにやってほしい」と表現できます。

例文

  • A : I’m just going to clean my boots.
    B : Well, you can clean mine too while you’re at it.
    「ついでに、私のブーツもきれいにしてちょうだい」

関連記事 “This cookie is calling my name!”「クッキーが呼んでいます!」ってどういうこと?!

大坂なおみ選手が使った「ついでに」の表現は?

2019年3月に行われたBNPパリバオープンで、大坂なおみ選手が試合後インタビューに答えた内容の一部を抜粋しました。

“I just kind of realized there’s nothing else I’d rather do and I’m privileged to be here in the first place, so I might as well enjoy every step of the way.”

参照:https://mainichi.jp/english/articles/20190312/p2g/00m/0sp/064000c

このインタビューで使っていた “might as well” は、「ついでに/せっかくなので/その分、すべての試合では楽しんでプレーしようと思っています。」と、単語は違っても同じニュアンスであることが理解できると思います。

日本語の「ついでに」だけにとらわれず、英語では会話のニュアンスや状況に応じて使い分けられるようにすると、相手とのコミュニケーションがスムーズにいきますね。

関連記事 “Come on!” 【ネイティブ英会話】大坂なおみが試合で叫んだフレーズの使い方

まとめ

「ついでに」を英語で表現できるいくつかのパターンをご紹介しました。

“might as well”
“on the way”
“while you’re at it”

また、シンプルに “and” を使って表現することもできます。

例文 I went to get my hair cut and got a new shampoo at saloon.
美容室で髪を切ってもらったついでに(そして)、新しいシャンプーも買ったわ。

日常英会話で頻繁に使われる「ついでに」のニュアンスを表現できるフレーズを、ご紹介しました。

ドラマや映画など、ふと耳に入ってきたときに、「どんなシチュエーションで、どんな使い方しているんだろう?」と意識して聞いてみてください。

そして、インプットしたらアウトプットもお忘れなく。

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