アメリカの陪審員召喚状(JURY SUMMONS)に免除申請する方法

アメリカといえば裁判がよく行われることで知られています。

「膝の上にこぼしてしまったホットコーヒーが熱すぎて火傷した!」

と、大手ファストフード店を訴え、巨額の和解金を受け取った。というニュースは、日本ではありえない話だと驚いた人も多かったと思います。

アメリカ人でさえ、

「あ~、(面倒くさいのが)届いたか。」

と言うくらい、あまり嬉しいお手紙ではありません。(「国民の義務だ!よっしゃー!」という人は別ですが。)

ちなみに私は、今回で3回目の受け取りです。
最初にこの召喚状を受け取ったときは、絶対にアメリカで陪審員だけはやりたくない!とずっと思っていたので、読む前から緊張して変な汗をかきましたが、2回目からは、

「あ、はいはい。免除申請しまーす。」

と、サッと返事できるようになりました。

そのアメリカの陪審員召喚状(Jury Summons / Jury dutyという人が多いです)が、届いた時の免除申請の方法についてご紹介します。

アメリカの陪審員召喚状を受け取る人ってどんな人?

アメリカ人(市民)でさえ、

「一度も届いたことがない」

という人もいれば、私のように市民ではない人(グリーンカード保持者)が3回も届くこともあります。

以前住んでいた別の州の時に1回、そして今住んでいる州で2回届きました。
違う州へ引っ越す度に、その転居先の運転免許証に変更をしているので、おそらく運転免許証の情報からランダムにピックアップされたのではないかと推測します。(それ以外で、私が選ばれる理由が何一つ見つからないのです。)

アメリカの陪審員に選ばれる条件とは

召喚状に記載されている内容によると、下記の条件に該当する人が、陪審員として任務しなくてはいけないようです。

  • 召喚状記載の裁判所管轄内に住んでいる
  • 18歳以上
  • 英語での聞き取りと理解ができる
  • 前回の陪審員任務を行ってから2年の期間が空いている
  • 精神的および肉体的な能力がある

この召喚状を受け取ったからと言って、必ず陪審員として任務しなくてはいけない。というわけではなく、実際に出向く必要があるかないかを、この書面に記載されている日に電話で確認をします。

今回は、「免除申請」の方法について書いているので、この部分はスキップします。
免除申請しないで、「陪審員やりたい!」という方は、しっかり記載内容を確認してください。

アメリカの陪審員召喚状に免除申請する方法

免除申請の方法は州によって違うようですが、ほとんどの州で紙ベースもしくはウェブサイトから手続きが行えるようです。

届いた召喚状に記載して返送する場合

切手と封筒を準備します。
返信部分を切り離して、該当箇所(市民でなければ”Not a U.S. Citizen”)にチェックマークを付けて、署名、日付、電話番号を記載します。
アメリカ市民ではないことを証明するために、グリーンカードの裏表コピーを添付し同封して郵送します。

ウェブサイトからの場合

召喚状に書かれているウェブサイトから免除申請の手続きを行います。

免除申請が許可されたかどうかを知るには?

免除申請を郵送後、約1週間ほどで「免除が許可されました」とだけ書かれたハガキが届きます。これで、無事に陪審員任務の免除が許可されました。(おめでとうございます。)

ウェブ上で手続きをすると、メールで結果の通知が来るようです。
本心ではもう召喚状を受け取りたくないのですが、もし次回届いた場合は、ウェブサイトから免除申請手続きをやってみようと思います。

関連記事 イースターうさぎの意味は?2019年のイースターはいつ?

まとめ

アメリカに住んで運転免許証を持っていれば、誰しも陪審員召喚状が送られてくる可能性があります。

それでも、市民でなければ必ずしも参加する必要はないので、陪審員の任務を行いたくなければ免除申請を行います。

この免除申請を行わない(召喚を無視する)、もしくは任務を途中で放棄した場合は罰金$50(州によって金額は違うかもしれません)の支払いになるので、召喚状を受け取ったら、必ず速やかに返信をしてください。

アメリカ市民でさえ、できればやりたくないという理由は、学校や仕事を休まなくてはいけないうえ、手当がとても少ないからだと思います。
(召喚状に記載されていますが、例えばノースカロライナ州では、初日に$12、2日目~5日目まで$20/日、それ以降は$40/日です。時給ではなく日当です!

国民の義務だからしょうがないとはいえ、アメリカに住むの78%の人が ”paycheck to paycheck” の生活をしていると言われているので、「この手当では生活が心配だから、できれば召喚されたくない。」というのが本音なのかもしれません。

アメリカの陪審員召喚状が届いた際の、免除申請をする方法をご紹介しました。慌てず落ち着いて早めに手続きを行ってください。

参考になれば幸いです。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする